2008年12月16日火曜日

思わず完成させたくなるような立派なコンファメーション

入力フォームのデザインやユーザビリティ、それに HTML/CSS のコーディングのしかたについてはたくさん語られもするし、いろいろなサンプルが出回ってもいるんですが、確認画面、コンファメーションのところはどうなんでしょうね。

一回送信してしまったらあとで編集したり取り消したりできないような情報の登録については、この内容でよろしいですか?なんて画面を必ず挟むわけですけど、あれのうまいやり方とか、やってしまいがちな失敗とか、そういうのって何かありますかね。

なんとなく前から思っているのは、あれ、あんまり入力フォームに似てちゃ駄目なんじゃないでしょうか。たんに入力フォームの部分がテキストになっているだけみたいなのだと、面倒くさいのを我慢して今入れたばっかりのをもう一回あたまからなぞらされるなんてもううんざり、なんて、結局スルーされちゃいがちなんじゃないかって。

ブログ書いてても、編集画面では全然目にとまらなかった誤字脱字が、公開ページではパッと発見できたり、eラーニング教材のデータを作っていても、データを入力したメディアで何度も文字校正をかけたはずなのに、実際の学習画面を見始めると、また急にあちこちに修正が入ったりして。

結局、入力内容の確認は、入力時とは異なる見栄えでやったほうが有利ってことなんでしょうか。経験的にいっても、慣れや飽きが注意の敵なんだというのはなんとなくわかりますしね。

じゃあ、事前に空欄の確認用レイアウトを見せて、これを完成させるために入力フォームを使うって了解にもとづいて入力してもらうのはどうですかね。入力し終わったときのユーザーの気持ちが、うまくできたかな?になるような。ブログとかのプレビューがそれに近いわけですけれども。なんか Flash とかで立派な申請用紙みたいなのができてるとかね。無駄かな。

細かい話ですけど、入力のしやすさ、データ表現の揺れの回避、あるいはデータの取り扱いやすさのために、入力欄を分けることはあっても、確認するときはそれらをまとめて表示したほうがユーザーとしては目や頭に入れやすいってものもありますよね。入力の都合の単位とユーザーが把握しやすい情報のチャンクは必ずしも一致しないわけで。姓名、住所、電話番号、日時とかね。だから、あながち、完成させたくなるようなやたら立派な確認画面ってのも、無駄にゴージャスなだけってわけでもないような気がするんですよね。

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