2009年7月21日火曜日

クーパーがペルソナに出会った頃

About Face 3 読書ノート ... ではないんですが、About Face 3 が出た頃に行われたアラン・クーパーへのインタビューがDesign IT!というサイトで紹介されていました。

UX Pioneers:アラン・クーパー氏インタビュー / DESIGN IT!
http://www.designit.jp/archives/2009/07/ux_pioneers_alancooper.html

アラン・クーパー、その半生を語る、ってかんじです。

彼自身が"ペルソナ"という考え方に出会うことになったきっかけに続いて、フォルクスワーゲンやポルシェを例にとりながら、「ペルソナがないよりも間違ったペルソナがあるほうが良い」とまで言い切れるほどペルソナが有用なワケを平明に語ってくれているところは一読の価値ありでしょう。

確立されたメソッドを解説するためのよく整理されたテキストを静かに読むだけじゃなくって、こういう、そもそものきっかけ話を語るいいだしっぺの熱い口調に触れてこそ、なんとなくつかめてくる部分もありますよね。

あと、彼が「Visual Basicの父」と呼ばれるようになったいきさつも、なんというか非常にドラマティックで、読み応えがありますよ。

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