2008年8月4日月曜日

ポケットに入れておくギター

このあいだ27時間テレビのエンディングで、Begin の人が歌ってるのみて思い出したんですけど、ボーカルの人が開発した楽器ってありますよね。沖縄の三線とギターをあわせたようなやつ。

これですね。

一五一会
http://skysky.eco-sky.net/ichigoichie21/

弦が5本で、チューニングが三線に似てて、いろんなコード鳴らすのに、押さえる弦が少なくて済むという。

たしか、キース・リチャーズも、弦5本で、全弦開放でいきなりGが鳴らせる、オープンGチューニングとかいってやってたと思いますけど、きっと、それの影響もあるんでしょうね。

それはともかく、その、Begin の人の一五一会から、またさらに思い出したのが、あの「えいご漬け」で有名なプラトが、その「えいご漬け」の大ヒットの後、いったい次は何をやるんだろうと注目を集めていたところへぶつけてきた、これ。

弾いて歌える DS ギター
http://www.dsguitar.net/

今のDSベースの学習ソフト市場の活況を先取りしていた、まさにスモールeラーニングの元祖とでもいうべき「えいご漬け」を作って、ぼくも eラーニングの制作に携わっている者の一人としてプラトにはかねがね畏敬の念を抱いていたんですが、その次がこのDSでギターっていうんで、もう完全にやられましたね。ぜんぜん違うのを出してきて、でも、スモールってところでは一貫してて。かっこいいなあ、と。いや、どっちも買ったわけじゃないんですけどね。すいません。でも、すげー、と声が出たもんです。

で、DSギター、これは、使うコードをプリセットしておいて、十字キーで、曲の進行にあわせてコードを切り替えつつ、画面に表示されている弦をジャンジャカ弾くっていうもので、音もリアルだし、すごく楽しそうなんですけど、もしかすると、そこまでバカチョン化を進めず、もう少し人に努力を要求するような楽器ヅラをしてもいいのかもしれない、とは思いました。そのほうがホビー感も強くなるし、もしかすると、その楽器を習うこと自体、スモールeラーニングたりえるんじゃないか、なんて。

でも、じゃあ具体的にどうすれば、っていうのはなかったんですけど、テレビで Begin をみて、思ったわけです。ピックでストロークするほうを自動演奏にして、画面にはネックのほうを表示して、たとえば、一五一会のチューニングで、弦を押さえて演奏するのはどうかなと。DS よりも iPhone のほうがいいかも。フレットの移動も指でシュッと画面をこする、いわゆるフリックでね。

いまちょっと w-zero3 で手のかたち、指のかたちをやってみたんですが、ちょっといいかんじかも。

ギターのネックだと思って左手の親指をデバイスの裏面にあてがって、左手のその他の指は身体の外に向けた液晶画面の上に乗せます。

本物のギターだと、右手はピックを持って弦を鳴らすわけですけど、そこは自動でやりますんで、この場合の役割は、ネックの上側の端、5弦の上の部分をフリックしてフレットを移動したり、ストロークのパターンの切り替えボタンをタッチしたりするのに使う。自然、デバイスを右側から支えることにもなります。

アコギでコード進行だけじゃんじゃか鳴らしながら適当に歌を歌うのが好きだった10〜20代を過ごしてきたぼくには、なんだかとっても魅力的に思えるんですが、どうでしょうか。ポケットに入るサイズの専用機でもかわいいかもしれないですよ。
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