2008年8月19日火曜日

半年くらいかけてゆっくり遊ぶ大人の人生ゲーム

囲碁の対局をメールでやってる人たちっているんですよね。テキストで器用に盤面を描いて碁石を置いて。で、お互いに自分の番で一手だけ碁石を動かしてメールを送信する。気が済むまで長考してよくて、一局終わるまでに一年くらいかかることもあるそうです。

一手一手指すごとのメールのやりとりには、お互いの作戦や戦況についてのコメントとともに、囲碁とは関係のない近況報告もあったりして、そのタイム感がなんとも大人なかんじで、その話を聞いたときは、ちょっとかっこいいかも、と思いました。

そういうかんじで、囲碁よりも人を選ばないゲームで、二人じゃなくてもうすこし大勢でできるものがあったら、面白そうじゃないですか?

そう頻繁に会ったり連絡をとりあったりすることもないけど、でも、ときどきは連絡をとってみたいような気もする、そんな大人同士の友達同士の、ゆるーい場つなぎに。

たとえば人生ゲームを半年くらいかけてゆっくりやってみるとかどうでしょう。

2週間おきくらいに、参加メンバーのところにメールがきて。メールに記載されている URL をクリックすると、メンバー専用の人生ゲームサイトにアクセスできる。

ルーレットを回して、駒を進めて、止まったマスの指示に従うのは、ふつうの人生ゲームと同じなんだけど、ちょっと違うのは、

・コース全体はみわたせない。どんなマスがあるのかはやってみないとわからない。

・誰がルーレットをまわして、いくつ進んで、どのマスに止まったかは、全員にメールで知らされる。

コース設計にもよりますが、それだけで大笑い、という場合もありそうですよね。

・ルーレットを回せるのはメールを受け取ってから3日以内。

・同じく3日以内は、メンバー全員宛のコメントメールが送信できる。

なんかいつでもできるってことになっちゃうと、だれちゃうような気がするんですよね。ときどきオンラインで小さなイベントがあるってかんじがいいかな、と思います。

でも、メンバー全員のマスの移動履歴と、現在の所持金、家族構成なんかの情報と、次回のルーレットデーがいつなのかはいつでも確認できるようにしたほうがいいですね。

・止まったマスの指示で、ときどき、収入と引き替えに、あるいは支出の免除と引き替えに、リアルで対応しなくちゃならないような課題が出される。「今一番大事なものの写真をアップしなさい」とか。

そういうのがあって、ネタになって、ちょっと盛り上がれると、そういう寸法です。

・メンバーがオリジナルの秘密のマスを一人3個ずつくらい設定できる。誰かが止まったら、このマスは○○さんが作りました。と明かされる。オリジナル秘密マスは、ゲームの途中でも好きなときに作成できる。

たしか、結婚記念みたいなかんじで、オリジナルの人生ゲームを作れるっていうサービスを、タカラでしたっけ?メーカーがやってるんですよね。でも、そんなあとあと始末に困るような恥ずかしい盤面を作るよりも、こういうふうに、ネットでやれるようにしたほうが気も楽でいいでしょ?とか思うんですけどねえ。

まあ、といったかんじで、たとえば久しぶりに地元の友達で集まって盛り上がったりしたときなんかに、じゃあっていって、途中で飽きるかもしんないけど、ためしにこのメンバーでしばらくやってみるか、なんてね、そういうふうに遊べるケータイ向けの Web アプリです。

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