2008年8月14日木曜日

マークアップエディタに関する要求

さっきまで HTML のコーディングをしてたんですけど、ある一連のテキストに対して、繰り返し同じパターンのマークアップをしなきゃならない場面に出くわしちゃったんです。

50 個くらいなんで息をとめてダーっとやれるかな?と思ったんですが、途中でだれて、というか最初の数個をやったところでもうこりゃいかんてなりまして、大元の CSV データから HTML コードを出力する Perl スクリプトを書くほうに、作業を切り替えました。

いまさらなにいってんだって話ですけれども、そのとき急に、もうちょっとマークアップに特化したテキストエディタがあってもいいのにな、なんて思いました。

いや、いままでにだっていろんな入力支援ツールはあったと思うんですけど、手をマウスに持っていかなきゃいけなかったり、インターフェースがなんだかかったるかったり、要するに学習曲線の最初の急勾配に配慮しすぎで、どうも使い込む気にはなれなかったって印象なんですよね。

そういうのじゃなくて。

たとえばこんなかんじです。

なにしろマークアップなんですから、マークアップしたい文字列を選択して、その状態でたとえば a と入力すると <a href="">選択された文字列</a> ってなって、カーソルは href の値を入力できる位置に移動している。文字列を選択して 1 と入力すれば <h1>選択された文字列</h1>ってなる。複数行を選択して、shift + l ってタイプすると、各行がそれぞれ <li> </li> で括られてる。

それから、カーソルが < と > のあいだにあるとき、つまり、エレメントの属性を入力する位置にあるとき、当該のエレメントがとりうる属性名の最初の何文字かを入力するとちゃんと補完してくれて、カーソル位置が属性の値を入力する位置に移動する。

プロジェクトって概念があって、プロジェクトにディレクトリや、リンク先に指定したい外部サイトの URL を登録しておくと、それらが入力されうる位置で入力補完をやってくれる。

画像ファイル名を入力すると、width と height を自動で入力してくれたりもする。

とにかくいっさいキーボードから手を離さず、いかに少ないタイプで HTML をコーディングできるか、というのがテーマ。

Dreamweaver では、それに近いようなショートカットキーもたくさん用意されてるみたいですけど、それやりたいがためだけにってのも、ねえ?

もういってみれば、vi みたいなかんじがいいです。いろいろコマンドを覚えなきゃいけなくて、相当とっつきにくいけど、そのかわりなれちゃったらすごいよ、という、いかにも玄人好みで、使えることがちょっと自慢みたいな。

そういうマークアップエディタを使ってみたいです。ありそうですけどね。 firebug についてるエディタとかちょっと近いですしね。どっかにないかな。


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1 件のコメント:

takahashihideki さんのコメント...

emacsの世界に飛び込めば、そういう要求も満たされるのかな!

emacs + snippet.el の定型文補完(スニペット)で楽々HTML編集
http://www.goodpic.com/mt/archives2/2007/02/emacs_snippetel_html.html