ただ電話帳を移すのがちょっと面倒でした。もちろん端末同士で直接なんてわけにはいかないし、エスとアドエスでは外部メモリがminiSDとmicroSDとで違うし、ちょっと調べて、結局、PIM Backup というソフトを使ってPC経由で移しました。
PIM Backup
http://www.freewareppc.com/database/pimbackup.shtml
手順としては、両方の端末にこのソフトをインストールして、エスでバックアップファイルを作成し、これを Windows Mobile の Auto Sync で PC に移し、つづいて PC からアドエスに移し、そしてアドエスでレストア、といったかんじ。
じつに、面倒ですね。面倒ですけど、でも、あらためて思い知らされたのが個人用の汎用計算機としてのPCの有り難さですね。これなかったら、やっぱり、サービスデスクみたいなとこに行くしかなかったのかも。
関係ないですけど、iPod だってPC がなかったらどうにもなんないわけですしね。
それでちょっと思ったんですけど、最近、マシンの仮想化技術や分散化技術の進歩を背景にクラウドコンピューティングなんて言葉をよく耳にしますけど、個人用の仮想マシンをオンラインに持つっていうようなのはありえないんですかね。
今のPCそのまんま、というのではなくて。それだと、いわゆるシンクライアントみたいになっちゃって、なんか歴史は繰り返すみたいな話になっちゃう。
暴論かもしれませんが、仕事以外のPCの用途って、インターネット端末と汎用のデータエクスチェンジャーってところなんじゃないかな、なんて。
で、インターネット端末としての役割は、たいていケータイで十分みたいになってくると、残るのは、データの取り込み、変換、書き出し。
CD をリッピングして、iPod に入れるとかね。
うまくイメージできていないまま、あてずっぽうで書いてるんですけど、じゃあ、たとえば、ネットワークインターフェースと外付けデバイス用のコネクタだけがローカルにあって、計算機とストレージはオンラインにあるとかってことになったらどうなんでしょう。
どこからどんなデータを取り込んで、どう変換して、どこに書き出すのかという処理をYahoo Pipes みたいなインターフェースでモジュールの連結として設定したりして、それが、まあ、このコンピュータのオペレーションシステムになるわけですけど、そのへんは全部ケータイ向けのWebページでやるとか。
つまり、ブロードバンドひいてその先をPCで受けるんじゃなくて、その先っちょにはいろんな専用端末をつなげられるコネクタの口があいてるだけ。それで専用端末間のデータエクスチェンジと、あと、データストレージはオンラインサービスで、ていう世界。
これのなにがいいのかというと... なにがいいんでしょうね。エコ?
いや、ひまにまかせてちょっとあてもなく妄想してしまいました。それでこのエントリーのタイトルが俺のクラウドっていう。雲をつかむような話ってことで。えへへへ... すみません。
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