なんかWebサイトならなんでもかんでも更新感が大事とかって思われちゃう風があるけれども、そんなことないよ。それに、そもそも、その作業記録を見て、おっ!なんていうやつが作業者の仲間か上司ではないとしたら一体誰なんだって思う。
あと、それに近いので、月単位でユーザアクセスをみて、リピーターを増やせってのを至上命題みたいにいわれるんだけど、何でこのサイト、この手の情報に、ちょくちょくアクセスしなきゃいけないのか、そのリピーターってやつがいるんだとしたら、いったいどういう奴なのか、それがよくわからないっていうのもある。
必要な人が探せばちゃんと見つかって、更新なんてないけど、いつもきっとそこに存在してくれていて、また次に必要になってアクセスしたときに、ああ、ちゃんとこれがあってくれてよかったなって思える、そういう価値のあるサイトっていうのがあっていいし、げんに、いっぱいあるでしょ。
いや、たとえば、なんか保険やら税金やらの手続きがあって役所のサイトにアクセスするときとかね。製品を買うとき、壊れたときの製品メーカーのサイトとか、そう思います。
でも、たしかに、そういう情報を取りにいって初めて訪れるとき、ここに書かれてることは古くなってたりしてないかな、って思うことはある。そういうときに、どっかに更新日付があったりすると、おー、ちゃんと今現在もメンテナンスされているんだなって安心できる。ただ、それは更新感なんじゃなくて、一種の生命反応なんだよね。ハートビートっていうか。だからそれがトップページの真ん中にでーんってのはいただけませんよ。
そういう場合で、一番いいなと思うのは、日々そうやって訪れるユーザにたいして、サイト側として、できれば目に入れていってほしいメッセージなりコンテンツがあって、それがときどき入れ替わるんで、更新日付がついてるとかですね。
ほかにも、ハートビートの鳴らし方にはいろいろ考えられるでしょう。
だから、更新しましたって言葉をあんなところにずらっと並べるのはもうやめよう。ハレンチだよ。
それから、そういう、リピーターに対して更新感を与えてこそっていうのとはタイプが違うサイトの存在価値を評価する方法が必要かもれないですね。なんだろう。ブクマ数とか、リファラなしのアクセス数か。検索語のタイプを分析していわゆるナビゲーションサーチの割合を調べるとか、滞在時間を重要視するとか。うーん、自然なかんじでURLを分割してコンバージョンみたいなのを作るとか。
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