2008年7月22日火曜日

レシピつき食品売場

たとえば、西友とか、イトーヨーカードーの食品売場でね、ポスターやら値札やら、いたるところに、QRコードがあって、いま現に売っているものと密に連動したレシピサイトにアクセスできたらいいのになあ、と思います。

もちろん新聞の折り込みチラシにもURLとQRコードが載っていて。

レシピサイトでは、今日の特売品を使った料理のレシピがフィーチャされつつ、野菜、精肉、魚貝、冷凍、なんてふうに売場の構成に即して、ここでこれを買って、こういうのを作ってみませんか、みたいな、さまざまなレシピが検索できる。

材料の一覧には、今日の販売価格や値引きが表示されたりして。調味料なんかもね、ガラスープの素は、今日買うと一番小さいのでいくらだ、とか、レシピのすぐ下に書いてある。便利じゃないですか。

レシピサイトはけっこういいのがいっぱいあって、重宝するんですけど、食品売場のあるスーパーが、販促ツールとしてレシピサイトを活用してもいいはず。ユーザーにもきっと喜ばれるでしょ?

ぼくなんかむかし、4F の本屋で料理本を立ち読みして、露骨にメモをとるわけにもいかないから、なんとかレシピを暗記して、ものすごい勢いで地下の食品売場に向かっていったりしていたもの。そんな人いないですか。

でもこんなこと、もうとっくに一度は考えられているんでしょうね。

たぶん、現実的に考えると、販売計画は各店舗で個別に行われるものだし、仕入れや売り上げの状況に応じて、日々、開店の直前までアジャストされるものだったりするから、それに連動させながら、販促として効果的なレシピ情報を編集して公開していくなんて、スケール的にもスケジュール的にも難しい、なんていわれるだろうな。あと、そんな立派なサイトを作って運用する部隊なんてどっから出てくるの?とか。

でも、取り扱い商品の価格はちゃんとデータとして管理されているわけで、しかもその上、あのチラシを制作するクリエイティブは存在しているわけでしょ。

レシピデータをどこかから買って来るなり、提携するなりして、なんとか調達しておく。で、商品データを入力したりチラシを制作することによって、それらがレシピデータと連携し、それこそ"副次的"にレシピサイトの基本部分が生成されていくような、そういう体制はつくれないものでしょうか。

そういうのができて、うまくいけば、レシピ+売場をめぐるユーザコミュニティも出来上がったりして、結構楽しいことになりそうな気もするんですよね。


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