2008年7月24日木曜日

歩くと読める本

ずいぶんむかしに、万歩計が PC につながるようになって、通算でどれくらい歩いたかを、たとえば東海道とかシルクロードとかの地図にプロットしていけたら、ただ歩くより張り合いも出て、面白いんじゃないかなんて言ってたことがあります。みんなで競争したりしてね、今たまたま同じところを歩いている人に声をかけたり。あと、昔の人はこんなに歩いたかーとしみじみ実感してみたり。秀吉の中国大がえしコースとかあって。

でも、気がつくと、今じゃそれに近いものも普通に出てるみたいですね。ただ、シルクロードは歩けないみたいだけど。歩けるようにしたほうがいいと思いますけどね。

あと、そういう地図ものとか、バーチャルワールドものだけじゃなくて、歩いた分だけ、現実に何かがゲットできるっていうのもいいんじゃないでしょうか。

じゃあ何をゲットしたいかいろいろ考えてみたんですが、ちょっとゲットっぽくないんですけど、歩くと読める本ってのはどうでしょう。

たとえば、一度読み始めたら、どんどん続きが読みたくなっちゃうような本を電子化して、歩かないと続きがよめないようにする。一万歩歩くとやっと次のページがめくれるとか。いや、手でガーッて万歩計振って読んでもいいんですけどね、それは自由。

問題はそんな優良コンテンツがどこにあるんだってことかな。

でも、たとえば、北方謙三「水滸伝」愛蔵電子版万歩計セット〜漢たちとともに駆ける宋代の中国〜特別価格29、800円みたいなかんじにしたら、夜中のテレビで売れそうじゃないですか?あの文芸春秋とオムロンの夢のコラボが実現とかいって。

このあいだ、娘が祖母から万歩計を取り上げてすっかり気に入っちゃったみたいで、しばらくどこへいくんでも身につけていたのを見て、ふと、そんな昔話を思い出しつつ、ついでにちょっと展開してみちゃいました。

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